6月って好きです

嵐が来る、空気にひそむ春が雨に流される 

地の底に吸い込まれていく、やがて夏が来る

雷が鳴る 雨が地面をたたく、屋根をたたく、車をたたく

形になって表れたものがすべてではない

やがて現れるものたち、形を与えられて苦しんでいるものたち

空は鳴り、大地は唸る

その狭間で生きている私たち

母 兄 

ほんの一時触れ合ったあなたの温かさが少し苦しい

 

雨、雷、自転、公転、宇宙の膨張

キーボードを打つ、暗号化されて電波にのる、無限に増える情報 

 

やがて大爆発が起きてすべてを燃やし尽くして、何もかもがなくなって、そうだそれは私たちがしてきたことだとかすみゆく意識の中で気づく、小さな破壊と再生が大きな破壊と再生に飲み込まれて、ついに、世界は宇宙になった 

 

生きているっていうことがいまだに不思議になることがある 体が生きていることから離れてしまって、脳だけで生きているような気持になる 離れているのは頭か、頭はどこまでも行ける、どこまでも